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2015年上半期のアルバム私的Best10

音楽

6月も終わろうとしているので、とりあえず2014年12月~2015年6月の間にリリースされたアルバムから、独断と偏見で上半期のベスト10を挙げておきます。

なお、私のBest10遊びは、1996年に地元のレコード屋さんからの依頼で、同店舗が発行していたフリーペーパーに寄稿したものから始まっておりまして、昨年1度中断しましたが、20年近くもBest10を選び続けてきたということになります。恐ろしい。

最後に。コメントは覚え書き程度のものなので、お手柔らかにお願いします。

 

洋楽新譜部門

 

No Pier Pressure: Deluxe Edition (+ 2 Bonus Tracks)

No Pier Pressure: Deluxe Edition (+ 2 Bonus Tracks)

 

 

1位 ブライアン・ウィルソン『No Pier Pressure』

2位 ボブ・ディラン『Shadows in the Night』

3位 アラバマ・シェイクス『Sound & Color』
4位 ジェームス・テイラー『Before This World』
5位 ウィリー・ネルソン&マール・ハガード『Django & Jimmie』
6位 アスリープ・アット・ザ・ホイール『Still the King』
7位 ヴァン・モリソン『Duets』
8位 ボズ・スキャッグス『A Fool To Care』
9位 ギブソン・ブラザーズ『Brotherhood』
10位 D'Angelo &ザ・ヴァンガード『Black Messiah』

次点 エリック・カズ『41年目の再会』

 

[コメント]

1位と2位はお約束。ガーシュウィンの音楽やディズニー音楽のカヴァー・アルバムを製作した時期があったからこそ、今のブライアンの好調はあるのだと思います。

4位JT、8位ボズさん、10位のディアンジェロといったあたりの久しぶりの新作は沁みました。10位は爆音で聴くと印象ががらりと変わります。次点のエリック・カズもまさか出るとは思いませんでした。

6位の、ウェスタン・スゥイングの王者・アスリープ・アット・ザ・ホイール『Still the King』はとにかくご機嫌。

 

9位のギブソン・ブラザーズは同名のディスコ・グループがいますが、そちらではなくハーモニーがとにかく素敵なブルーグラス・バンドの方。ブルーグラスで思い出しましたが、ザ・ヒルベンダーズというバンドがThe Whoの『Tommy』をまるまる1枚カヴァーしたアルバムを発表していましたが、あれも私の中では上位です。国内盤は7月にリリースされるそうですので、気になる方は是非。

 


 

トミー:ア・ブルーグラス・オープリー

トミー:ア・ブルーグラス・オープリー

 

 

 

再発・発掘部門

 

 

1位 ローリング・ストーンズ『The Marquee Club Live In 1971』

2位 ローリング・ストーンズ『Sticky Fingers Live』
3位 ローリング・ストーンズ『Sticky Fingers』
4位 エルヴィス・プレスリー『Elvis! Elvis! Elvis! 』
5位 DION『Recorded Live at The Bitter End August 1971』』
6位 V.A.『Troubadours: Folk And The Roots Of American Music』
7位 ポップス・ステイプルズ『Don’t Lose This』
8位 ソウル・スターラーズ『Joy in My Soul: The Complete SAR Recordings』
9位 ジェリーフィッシュ『Bellybutton』
10位 ジョニーとハリケーンズ『Hurricane Force!』
10位 レスリー・ゴーア『California Nights』
次点 V.A.『大瀧詠一のジュークボックス~ワーナーミュージック編』

 

[コメント]

1~3位はお約束です。1位はアレな音源でお馴染みの曲がすべてきちんとした音源で出たということが重要。特にミック・テイラーの好演が光る「Dead Flowers」にはぶったまげました。なお、2位はローリング・ストーンズがZip Codeツアーに先駆けて5月20日に行ったフォンダ・シアター(LA)でのサプライズ公演の音源*1現時点ではiTunesでのみ購入できます。

 

 

4位はエルヴィスの生誕80周年を記念してユーキャンからリリースされたボックス。ベスト盤的内容ですが、セレクトの切り口が今までになかったものであること、そして何より萩原健太さんのライナー(というか本)が素晴らしいので高く評価。事実上の1位です。こちらから購入できます。エルヴィスの入門編としては、これがベストです。ディープなエルヴィス・ファンにとっても、新たな聴き方ができるという意味でこれがベストです。

5位のDION、7位のポップス・ステイプルズ、10位のジョニーとハリケーンズの発掘音源はいずれもその仕事ぶりに頭が下がります。8位のソウル・スターラーズもよくぞまとめてくれました。

デラックス・エディション系では、ストーンズの『スティッキー』も良かったですが、ジェリーフィッシュの『Bellybutton』がとにかく嬉しかったですね。1990年代のご機嫌なバンドももうオールディーズもオールディーズなので、きちんとまとめていかないと忘れられちゃいますから。

 

 

国内盤は今回はパスです。

それでは、11月末にまたお会いいたしましょう。

*1:現在彼らが行っている北米ツアーは『スティッキー・フィンガーズ』を軸にした構成になっており、1回の公演で同アルバムから数曲ずつ取り上げているわけですが、この5月20日の公演では、肩慣らしとして『スティッキー』をまるまる1枚やってしまったわけですね。そのまるまる1枚『スティッキー』を再現した部分が今回こうして音源化されました。これはいずれ、映像化もあるか?