【告知】明利英司さん『憑きもどり』の解説を担当しました

2月28日に発売された明利英司さんの『憑きもどり』(さんが出版、本体500円)の解説を書かせていただきました。

 

憑きもどり

憑きもどり

 

 

島田荘司選 第六回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれた『ビリーバーの賛歌』を改題した『旧校舎は茜色の迷宮』で2014年に本格的な作家デビューを果たした明利さん。

2016年にはホラー風味もあるミステリ『幽歴探偵アカイバラ』(講談社ノベルス)を発表し、書き下ろしの原作『指令ゲームX』がドラマ化されるなど活躍を続けている彼の新作は、ミステリ風味もあるホラー小説。

 

あらすじはこんな感じです。

 

高校生の長江美里は家庭教師のアルバイトをしていた。ある日、彼女の教え子である原田茜が深夜に刃物で他殺される。現場には不思議な文字が残されていた…。それから次々と起こる通り魔事件、被害者の共通点…。一体誰が?何の為に?茜が殺された夜、の真実とは…。瑞々しい高校生活を脅かす、謎と恐怖の旋律。

 

ホラー小説としても面白いですが、ミステリに深く親しんでいればいるほど、足元を掬われかねないのでは。かく言う私も、明利の意図を読み取って先回りできたと確信していたところで、思わぬしっぺ返しをくらってしまいました。お薦めです。

 

なお、『憑きもどり』は映画化も決まっているそうで、劇場での公開とDVDの発売が予定されているようです。